<よくわかる外構>新築時は外構でやりたいことをまとめておく
家の新築時についつい後回しになる外構工事。実は、ある大手メーカーのアンケート調査でも、あとで後悔した点で多いのは外構でした。家の中のことばかりに気を取られないよう、予算を考慮して事前に外構のプランもよく検討してみましょう。
<目次>
家のこと、インテリアのことで頭はいっぱい
家を建てる、購入する場合に土地や建物が最初ですが、次に家の間取りや装備、インテリアに目が行きがちかと思います。しかし、家を建てた後で様々な問題に気づくことも。。。
・外から家の中が丸見え・・・
・窓の位置と種類、外構で解決できたのに!!
・車を止めることは考えていたが、自転車の置場所が無い!!
・あとからカーポートを付けようと思ってたのに、配管やコンクリートが邪魔になる
などなど
まず、家を建てるのであれば、事前にやりたいことをまとめておき、ハウスメーカー(住宅会社)の担当者に明確に伝えてください。
ハウスメーカーや工務店は家の契約を優先、外構プランはあと回しする
ハウスメーカーの担当者や工務店は、家の間取りや設計を優先して契約を進めます。
その際、気にしていないと「外構工事費用200万円」とか、金額の話だけで具体性が無いまま契約を進める場合もあります。
一部のビルダー(住宅の担当者)では「100万円くらいあれば何とかなります」という回答をする方もいますが、出来なくはありません。
例)敷地面積次第ですが、境界フェンスの長さが少ないこと、駐車場はコンクリート打設のみ、門柱はローコスト機能門柱(上記画像)といった具合です。
家族や子供の成長を意識し、家の外での暮らしを想像する
ハウスメーカーの担当者は、車を何台置くのかは聞かれますし、自転車の台数も聞いてくれます。
でも、カーポートを設置したい、自転車置場を設置したい、庭のテラスでバーベキューをしたい、などの要望をお持ちなら、建築前に担当者にしっかりと伝えておいてください。
カーポートを付ける際に困るのは、下水管、雨水管などの配管が邪魔をするケースです。
最初にカーポートを付けると意思表示をして、あらかじめ「柱の部分のコンクリートを打たないで」とお願いしておくと、あとでカーポートを付ける際に費用が上がりません。
カーポートはハウスメーカーがやりたがらないケースも多く、コンクリートを先に打ってしまうと、穴あけのための工事費が余分にかかってしまいます。
予算を考慮してメリハリをつける
全体の予算の中で、外構工事の具体的なプランも一緒に作成してもらって、検討を進めてください。
施主の了解のもと、進めることもある
施主の意向をしっかりと聞いて対応してくれるハウスメーカーもあります。
しかし、専門外で、外構業者に丸投げされるケースもあります。
家だけにこだわって、あとで後悔されないように、外構と家は一緒に計画してください。
参考:外構工事一式のご紹介
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