<よくわかる外構>家の顔である門柱(門袖)にも気を使おう
家の玄関前に設置する門柱(もんちゅう)または門袖(もんそで)は、お家の顔となる重要な外構要素の一つになります。また、防犯としての役割も担い、不審者の不法侵入を未然に防ぐ効果もあります。
門柱は最低限の機能が必要
防犯上、玄関前の門柱には最低でも表札、ポスト、インターホンの3つが必要と言われています。
その他にも設置すると防犯効果を高める照明や、受け取りに便利な宅配ボックスも取り付けるケースが増えています。
1.表札
最近では昔と違って個人情報の関係か、目立ちにくいデザインのものや小さなサイズのものが増えています。
ベーシックなものから個性的なデザインや素材など、様々なバリエーションの表札がありますので、自分らしいデザインを検討してみてはいかがでしょうか。
2.ポスト
通常はひとつは必要で、2世帯住宅や自宅で商売をされている時などは複数取付ける場合もあります。
家の玄関のすぐ横に設置するケースもあり、家から出ずに取り出すことが出来て便利ですが、敷地内にフリーパス(自由に動けるスペース)を与えるようなものです。
3.インターホン
こちらも家の玄関のすぐ横に設置するケースもありますが、ドアのすぐ後ろに人がいる不安が生まれます。それよりも、門柱に設置して玄関までの距離を取ることで不審者の侵入を防ぐという方がより安全です。
4.照明
夜にLEDライトの照明を照らすと防犯効果を高めることができ、さらに家の外構演出にもひとつとして役立ちます。
5.宅配ボックス
夫婦共働きやインターネット購入品の配達、再配達の受け取りには必須で、配達を気にせずに外出することができます。
最初に必要なものを決めておく
<宅配ボックスの直置き例>
ハウスメーカー(住宅会社)は簡単に施工しやすい、メーカー品の機能門柱を進めるケースが多いようです。
予算に合わせて検討するべきですが、宅配ボックスの後付けはあまりおすすめできません。玄関前への直置きや門柱の低い位置への設置になるため、無駄なスペースが生まれてしまいます。
照明はインターホンの位置がわからない、表札が見えないなど、夜の訪問者に対しても設置した方が良いです。
後で後悔しないように
当店は、宅配ボックスと照明は確実におすすめしています。理由として、後で取り付けるとコストが高くなることと、宅配物などの荷物の取り扱い数が年々増加しているからです。
表札はインターネット検索で気に入ったものを購入し、取り付けだけを施工業者さんにお願いされた方が良いです。
また、門袖をしっかりと作られる場合、表面の素材、ポストの形状やデザインにもこだわってみてください。
<埋め込み例>
<夜のライト点灯例>
参考:外構工事一式のご紹介
<関連記事>
- <よくわかる外構>目隠しフェンスの種類について
- <よくわかる外構>家の形と敷地に合ったカーポート
- <よくわかる外構>ウッドデッキはどちらにしよう?
- <よくわかる外構>光が入り風を通すフェンス
- <よくわかる外構>狭小地でも庭の活用は出来ます
- <よくわかる外構>プライバシー確保のための窓の工夫
- <よくわかる外構>目隠しフェンスによるプライバシー確保
- <よくわかる外構>照明次第で家が引き立ちます
- <よくわかる外構>家の顔である門柱(門袖)にも気を使おう
- <よくわかる外構>目隠しフェンスを選ぶポイントをご紹介
- <よくわかる外構>新築時はメインの庭(主庭)が大事です!
- <よくわかる外構>意外と納まりに困る宅配ボックス
- <よくわかる外構>予算が意外とかかる境界フェンス
- <よくわかる外構>新築時は外構でやりたいことをまとめておく
- <よくわかる外構>目隠しフェンスでのトラブル回避の注意点
- <よくわかる外構>庭のお手入れを考えよう
- <よくわかる外構>意外と手間のかかる人工芝の施工方法
- <よくわかる外構>小さくても和むお庭、アクセントを用いる
外構工事のご相談・お問い合わせ
新築やリフォームの外構工事に関するご要望やお困りごとは、当店までお気軽にお問い合わせください。