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滋賀 お散歩、運河の町~近江八幡

  • 滋賀 お散歩、運河の町~近江八幡
2024年03月29日

こんにちは。スタッフの山添です。
前回はクラブハリエの「ラコリーナ」へ行ったご紹介でした。今回も、近江八幡ですが、テレビの撮影がよく行われるという八幡堀へ行ってみました!


「白雲橋」から、八幡堀めぐりの遊覧船を見ることができ、四季折々の風景が楽しめるようになっています。八幡堀は 天正13年(1585年)安土・桃山時代に誕生。豊臣秀吉の甥・豊臣秀次が、八幡山に城を築いた時といわれています。


八幡堀と琵琶湖をつなぐ全長は4750m。当時の輸送はすべて舟。湖上を行き来する船を城下内に寄港させることで、城下は大いに活気づき、近江商人の発祥と発展、町の繁栄に大きな役割を果たしました。

「近江商人」とは近江で商いを行う商人ではなく、近江を本宅・本店とし、他国へ行商した商人の総称とのこと。
私は勘違いのまま、何年も過ごしました(笑)

【近江商人語録の一つをご紹介】
三方よし(さんぼうよし、もしくは、さんぽうよし)
「売り手よし、買い手よし、世間よし」を表します。売り手と買い手の双方だけの合意ではなく、社会的に正当な商いや行商先での経済的貢献を求めています。古くから、企業の社会的責任を果たしてきた近江商人を象徴する言葉です。

<白雲橋(はくうんばし)>

戦後は陸上交通の発展により、利用の機会が減少。八幡堀は、荒廃し不法投棄の場所と成り果て、公害源に。衛生的観点から駐車場や公園への改修工事の話が進みました。
しかし、「今の自分たちがあるのは八幡堀のおかげ」歴史が詰まった堀を守りたいと、近江八幡青年会議所が保存を呼びかけ。改修工事が決まっている中での保存運動は孤立状態でしたが。地道な自主清掃、地元住民への理解促進などの、熱意のある保存再生運動により、ついに改修工事は中止。八幡堀は見事に復活を成し遂げました!
<近江八幡水郷めぐり>

今では滋賀県お勧めの観光スポットとなっていて、お堀に沿って、白壁の土蔵や旧家が立ち並ぶ風景は、時代劇等のロケ地としても知られています。NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』や『おちょやん』、映画『るろうに剣心』などの撮影も行われました。

参考サイト
(一社)近江八幡観光物産協会

八幡堀のすぐ近くには、かわらミュージアム、日牟禮八幡宮、八幡山ロープウェーなどがありました。また機会をつくって、順番に見てまわりたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。お近くへお越しの際のご参考になればと思います。


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