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関西エクステリアフェア2024・物置とトレーラーハウス編

  • 関西エクステリアフェア2024・物置とトレーラーハウス編
2024年07月12日

こんにちは、スタッフのハタです。
前回に続き、関西エクステリアフェア2024のレポになります。

今回は関西エクステリアフェアで見つけた、少し変わった展示についてご紹介します!
各社のエクステリア商品が並ぶなか、淀川製鋼所のブースで見つけたスタイリッシュなトレーラーハウス『CLT CAPSULE 2024』です。

 

ホワイトを基調としたスタイリッシュなデザイン

もともと、このトレーラーハウスはホモ・モーベンス(移動しながら働き暮らす人)のセカンドハウスやホテル・オフィスとして、東京・銀座に約50年前に建てられた分譲マンション「中銀カプセルタワービル」の一部だったそうです。
ゆくゆくはカプセルの交換を想定し、1972年に竣工されたそうですが、かなわず2022年に老朽化のため解体されました。

解体されたビルの中から23カプセルが回収され、国内外の美術館や商業施設に展示、また宿泊施設などに再活用する「カプセル新陳代謝プロジェクト」(Capsule Metabolism Project)がスタート、 プロジェクト参加の公募が行われました。
淀川製鋼所はそのうちの1カプセルを取得し、このトレーラーハウスに再生させたそうです。

参照:中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト 公式サイト
参照:MOTION GALLERY・中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト

ホワイトに統一された外装は近未来的な印象を与えつつも、内装はCLT(直交集成板)が使用されていおり、木のぬくもりや安らぎを感じさせるデザインになっていました。
約50年前のカプセルを再利用しているとは思えません。

CLTは、設計時のCO2の排出量削減や、森林保全にもつながる環境に配慮した木質系材料です

横からみた姿もスタイリッシュ

トレーラーハウスは、地面に固定しない場合は基本的に車両扱いなので、固定資産税もかからないそうです。アウトドアだけでなく、移動式のオフィスや別荘、テナントなど、活用方法は沢山ありそうですね。
※トレーラーハウスは車両の扱いですが、固定すると建築物の扱いとなります。

続いて、お隣のYKKAPの展示ブースでも、物置を活用してトレーラーハウス風に改装されたコンセプト製品「Scene Free Room(シーン フリー ルーム)」(仮称)が展示されていました。

九州で組み立てられ、船で輸送されて東京で展示、そこからはるばる大阪まで牽引されてきた物置トレーラーハウス。長旅ご苦労様です

いざ、入室

室内に入ってみると物置内部の閉塞感はなく、天井部分が半透明になっており自然光が差し込む仕様になっています。まだまだ試作段階のようで、室内の隙間には断熱材代わりに、社員さんの私物?の冬用衣類が詰め込まれており、CLT CAPSULE 2024とは対照的な親近感のわく装いとなっておりました。
物置を簡易なトレーラーハウスとして活用する発想もなかなか面白いですね。

しかし、どちらも牽引物ということで走行中は法律上、室内でくつろぐことはできないみたいです。
爆速で移動する家なんて楽しそうとだ思いましたが、少し残念です。

自室のような安心感

台車に乗せられたシーンフリールーム(仮称)

以上、関西エクステリアフェア2024のレポートになります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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