目隠しフェンス設置のポイント(高尺フェンスの設置の注意事項)
お客様からの要望で多いものに、目隠しフェンスを設置したいという要望があります。
この件での多くは、新築物件を購入して住んでみたら、リビングが丸見えだった、玄関が丸見えなどです。
ビルダー様が分譲する住宅や、ハウスメーカー様に依頼する場合も、成約のためなのか、外構についてはあまり説明をされません。
弊社の記事でも新築をされる場合の注意事項をSNSなどで発信していますが、なかなか、家の中の設備や間取りが中心になって、住んでから、外構をちゃんと考えておけばよかったという方が多いです。

まずは、目隠しフェンスで必要なことを記載します。必要な高さの例です。ブロック等と組み合わせてフェンスの高さを調整するのが良いです。
ブロックだけですと1.2mを超えると控え壁というものを設置しますので、庭に邪魔なブロックの控え壁が立ちます。
ブロックの上にフェンスの組み合わせで必要な高さを調整してください。

では、後から目隠しフェンスを設置する際の注意点をご紹介します。大きく分けると3つのパターンがあります。
ビルダー様の配慮か予算の関係でフェンスの設置をせず、後付けできるようにしてあるケースです。

次にブロックの上にフェンスを設置する為に穴を空けて設置する例です。

次にブロックの上には設置できず、ブロックの内側に設置する例です。

各社の代表的なフェンス:LIXILフェンスAB、
YKKAPシンプレオフェンス、三協アルミレジリアフェンスの価格比較を下記に一覧で紹介します。
わずかに10~15mmの隙間のあるフェンスでの比較です。これくらいの隙間ですと、目隠し効果は高く、よほどフェンスに近づく、いわゆる覗き行為をしないと中は見えません。
風も通りますので人気です。あとは、完全にすき間の無い目隠しフェンスを選ばれることも多いです。
比較表はアルミカラーですが、木目調のものもあります。価格は高くなりますが。

また、コストを下げる意味では、樹脂素材のフェンスもあります。
代表的なF&F社のマイティウッドをご紹介します。風合いもそこそこですが完全目隠しは出来ません。
隙間を10~20㎜空空けます。
商品代は安いですが、LIXILフェンスABや三協アルミ レジリアフェンス、YKKAPシンプレオフェンスより施工費はかかります。
工事費と商品代合計では樹脂フェンスの方が安く納まるケースが多いです。


住んでみて、家の中で落ち着かないなと思われたり、近隣に気兼ねなく庭生活をしたいと思われている方に少しでも届けばと思う次第です。
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