人気のLIXILカーポートSCの照明、ダウンライト、シームレスラインライトなど、何を選べばいいのか?
弊社は今年、LIXILのカーポートSCでは多くのお客様にご愛顧いただけました。その中で、お客様が最初に申し込みをされる場合の照明について、最終的に変更になることが多く、選び方のポイントをまとめます。
LIXILカーポートSCはアルミ屋根製のデザインが秀逸で、人気があります。夜の演出も出来る照明も人気の1つです。
他社が類似の商品を後発で発売されていますが、照明のラインナップでは、三協アルミカーポートFⅡ(エフツー)やYKKカーポートプレーンルーフは追いつけていません。三協アルミカーポートFⅡはLIXILカーポートSCに近いラインナップを追加してきています。
トランス電源ユニットの色を選ぶ
LIXILカーポートSCの照明はDC12のLED照明です。家の外の外部コンセントを使って、DC12Vに変換するためのトランス電源ユニットを使用します。トランスはグレーとブラックの2色から色を選べます。
ちなみに、トランスは、照度センサーが付いていますので、暗くなると点灯、明るくなると消灯する機能が付いています。これだけで十分な機能です。照度センサーの調整や点灯時間の設定も出来ます。

機能については、以下の説明書をご参照ください。基本的にはオートの設定にしてお客様にお渡しすることが多いです。お客様の方で、照度の調整=明るさ感度の設定ボタンで「暗」「標準」「明」を選び、点灯時間は自動もしくは4時間か6時間、8時間の3種類を別に設定できます。

ライトの種類を選ぶ
ダウンライト
写真では大きく見えますが、直径4cmほどのサイズですので、昼間でも目立ちません。1台用では3個、2台用では6個を標準として使います。十分な明るさです。2個でも良いかなと思うことはあります。
1個あたり、1.5w、125lm(ルーメン)、色温度は電球色で2700Kです。電気代はLIXILカタログでは1個9円/1カ月、1台用で1カ月30円ほどの電気代です。1つの発光体で照らすため、灯りとしてもきれいで車が映えます。(陰影効果)。

シームレスラインライト
1本の光源体のように見えますが、粒になった発光体がライン上にかなりの個数、並んでいます。ツブツブに見えないように少しかすみの入ったカバーでぼやかしています。ダウンライトと比べると、少し明るさが落ちます。5mの1本で10.4w、275lm(ルーメン)。電気代は1カ月67円です。

人感センサやスイッチなどを選ぶ
人感センサ
人感センサでON/OFFタイプを選ばれる方には、弊社はいつも段調光タイプをおすすめし、切り替えてもらっています。人感センサが反応していきなり明るくなるよりは、段調光タイプのように普段は10%の灯りで、センサが反応したときに100%点灯するタイプをおすすめします。
定価で1台用ですと2000円ほどの差しかないです。普段は真っ暗より、少しついている方が良いと思い、段調光タイプに切り替えをお願いしています。
スイッチの取付
入切スイッチですが、結論から言うと不要です。照明がLEDになったことで省電力で電気代が安いこともありますが、スイッチでまめにオン、オフすることはあまりないからです。
最後は常にスイッチがオンの状態で、トランス電源ユニットの照度センサー任せになるからです。
※ 注意事項 ※
人感センサーは常に反応するとは限りません。車がSUVやワンボックスカーの場合、死角が出来ます。ご注意ください。
結論として
弊社のおすすめは、【ダウンライト】の場合は、①ダウンライトでセンサ・スイッチ無し。②ダウンライトで人感センサ付き段調光タイプです。【シームレスラインライト】の場合は、①センサ・スイッチ無し。②人感センサ付き段調光タイプです。
安いものを先に進めると思われますが、販売してきた中で、お客様に喜ばれている実績をもとに推奨しています。
あと、主観ですが、ダウンライトの方が私は好きです。灯りの雰囲気です。弊社のカーポートSCの施工例にも照明付が紹介されていますので、見ていただければと思います。
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