<よくわかる外構>目隠しフェンスでのトラブル回避の注意点

2023年09月21日
「フェンスの設置でお隣さんからのクレーム」とは、よくある話だと思います。
お隣さんとの良い関係を保つためにコミュニケーションも大事です。トラブルを避けるために注意点をまとめてみました。

境界標や境界杭を確認

お隣さんと後々トラブルにならない為にもお隣さんとの境界を明確にしておきましょう。
わからない場合は、地積測量図を確認することで、境界線の位置が記載されている場合があります。それでも境界線が明確にならない場合は、土地家屋調査士に依頼して、境界線を確認してもらいましょう。
日差しの遮りで暗くならないか

「フェンスで暗くなってしまった」ということにならない工夫をしましょう。
プライバシーを守りながら、日差しと取り入れられるデザインがお勧め。濃い色の方がスタイリッシュに見えますが、暗くなりやすいです。
風通しは大丈夫か

「風通しが悪くなってしまった」というクレームにならないように配慮もしたいです。
ルーバーや細い桟のデザインだと、適度に目隠ししながら、すき間をあけて風通しも確保できます。
圧迫感はないか

色は濃いほど、隙間は無いほうが、圧迫感が出てしまいます。
適度に隙間があるデザインや、木彫タイプでも圧迫感は軽減されます。
お隣さんへの事前相談

目隠しフェンスは「光の遮断」「風通しが悪くなる」「圧迫感を与える」といったことでお隣さんに距離感や排他的なイメージを与えてしまう可能性があります。
具体的にイメージできたら「こんなフェンスをつけようと思ってます」と話してみましょう。事前に説明して承諾を得ることでお隣さんとの良好な関係が維持できます。
<関連記事>
- <よくわかる外構>目隠しフェンスの種類について
- <よくわかる外構>家の形と敷地に合ったカーポート
- <よくわかる外構>ウッドデッキはどちらにしよう?
- <よくわかる外構>光が入り風を通すフェンス
- <よくわかる外構>狭小地でも庭の活用は出来ます
- <よくわかる外構>プライバシー確保のための窓の工夫
- <よくわかる外構>目隠しフェンスによるプライバシー確保
- <よくわかる外構>照明次第で家が引き立ちます
- <よくわかる外構>家の顔である門柱(門袖)にも気を使おう
- <よくわかる外構>目隠しフェンスを選ぶポイントをご紹介
- <よくわかる外構>新築時はメインの庭(主庭)が大事です!
- <よくわかる外構>意外と納まりに困る宅配ボックス
- <よくわかる外構>予算が意外とかかる境界フェンス
- <よくわかる外構>新築時は外構でやりたいことをまとめておく
- <よくわかる外構>目隠しフェンスでのトラブル回避の注意点
- <よくわかる外構>庭のお手入れを考えよう
- <よくわかる外構>意外と手間のかかる人工芝の施工方法
- <よくわかる外構>小さくても和むお庭、アクセントを用いる
外構工事のご相談・お問い合わせ
新築やリフォームの外構工事に関するご要望やお困りごとは、当店までお気軽にお問い合わせください。